箱根町立箱根の森小学校

【今日の献立】
　しっぽくうどん　牛乳　ちくわの磯辺揚げ　みかん

【栄養士から一言】
　しっぽくうどんは、香川県の郷土料理といわれています。煮干しのだし汁で、大根や人参、里いもなど、秋から冬にとれるものと油揚げ、鶏肉などを煮込み、ゆでたうどんにかけて食べる料理です。秋から冬にかけての寒い日の食事や、年末の年越しそばの代わりとして食べられたり、飲食店では季節限定のメニューになっていたりしているそうです。　
　しっぽくうどんの由来は、長崎の卓袱(しっぽく)料理(りょうり)で、大皿に盛られていた料理を具材として、うどんにのせたことが起原とされています。卓袱料理は、日本料理、中国料理、西洋料理が融合した宴会料理です。大きな円卓を囲んで、大皿に盛られた料理を食べるのが特徴です。

【栄養士から一言】
　今日は、箱根町立小・中学校で「お弁当の日」を実施しました。保護者と児童・生徒が一緒にお弁当作りに取り組むことを通して、『 食育 』の関心を高めていくことをねらいとしています。
　子供たちは、おてがるコース・ステップコース・チャレンジコース・かんぺきコース中から一人一人選んで取り組みました。食べたいおかずを考えたり、おかずを一品作ったり、献立から全て自分で考えて作ったりというように、目標を達成しようとがんばって作ってきたようです。
　教室へ行って、「お弁当、おいしいですか？」と尋ねたところ、「おいしい～!!」と言って、お弁当を見せてくれる子供もいました。お弁当は、やっぱりうれしいようです。

【今日の献立】
　さくらめし　牛乳　おでん　ツナと野菜の煮浸し

【栄養士から一言】
　おでんが食べたくなる季節になりましたね。いろいろな具をコトコト煮て、味がしみたおでんは、心にもしみますね。
　さくら飯は「茶飯」とも呼ばれていて、おでんと組み合わせるのが定番と言われています。その組み合わせは、江戸時代にはあったようです。おでんは、もともと豆腐やこんにゃくに甘みそをつけた田楽で、いっしょに出されたのが熱燗のお酒と茶飯だったそうです。田楽はだんだんと変化しましたが、おでんと茶飯という組み合わせは残ったようです。
　私は、おでんがご飯のおかずになりますが、おでんの献立を立てる時に白いご飯にするかしないか、いつも考えてしまいます。今日は、味がついたさくら飯にしました。

【今日の献立】
　コッペパン　牛乳　マカロニグラタン　キャベツとベーコンのスープ

【栄養士から一言】
　グラタンは、フランスのドーフィネ地方の郷土料理から発達した料理だそうです。もともとは「掻(か)き取(と)る」「ひっかく」という動詞「gratter」に由来し、失敗した焼き料理のおこげがおいしかったという偶然から「グラタン」が誕生したと伝わっています。グラタンは、「オーブンなどで料理の表面に焦げ目を入れるように調理する」という調理法とその調理法を用いて作られた料理の両方を意味します。焦げ過ぎたものはよくないですが、ほどよいおこげはおいしいですよね！

＊献立は20日(木)のものに変更しています。また、ロールパンはコッペパンに変更しています。

【今日の献立】
　ごはん　牛乳　ホイコーロー　卵スープ

【栄養士から一言】
回(ホイ)鍋(コ―)肉(ロー)は、中国料理の一つです。四川料理の代表的なもので、日本の家庭でもよく食べられていると思います。「回鍋」とは、一度調理したものを再び鍋に戻して調理するという意味です。豚肉をかたまりのままゆで、冷ましてから薄切りにして、野菜と炒め合わせ、豆板醬(とうばんじゃん)や甜麵醬(てんめんじゃん)などで調味した料理です。給食では、甜麵醬(てんめんじゃん)とみそを入れて味付けしました。野菜は、四川ではにんにくの葉を用いますが、日本ではキャベツなどを用いることが多いです。給食も、今出ている肉厚で甘いおいしいキャベツを使いました。

【今日の献立】
　あぶたまうどん　牛乳　笹かまぼこの香り焼き　リンゴ蒸しパン

【栄養士から一言】
「あぶたま丼」は、親子丼の鶏肉の代わりに油揚げを入れた丼ぶり料理です。「あぶたまうどん」は、そのうどんバージョンです。給食で卵を入れるうどんには、「かきたまうどん」もありますが、少し具を変えて名前も変えました。油揚げと卵は、よく合います。「あぶたま」というと、油揚げを袋状にしたところに、卵を入れて作る煮物で「あぶたま煮」という料理もあります。お弁当のおかずにもなります。
＊来週の月曜日はお弁当の日です！ご準備、お願いします。

【今日の献立】はこねランチ
　ごはん　牛乳　さばのごまみそ焼き　切り干し大根の煮物　すまし汁

【栄養士から一言】
　11月24日は、「和食の日」です。和食文化国民会議が制定し、日本人の伝統的な食文化である和食について見直し、その保護・継承の大切さを考える日とされています。そこで今日は、和食の献立です。
　和食は、２０１３年１２月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。世界で「和食は素晴らしい！！」と言われていますが、いったい和食にはどんな良さがあるのでしょうか。
○和食の基本は、「ご飯＋一汁三菜」です。ご飯と汁物、おかずが三つという形は、栄養バランスが整いやすいです。
○日本は自然に恵まれ、四季もあるので、海の食材、山の食材、季節によってとれる食材、各地域の行事食など魅力がいっぱいあります。
○和食には「五法」と呼ばれる５つの基本の調理法もあります。生食（切る）、焼く、煮る、蒸す、揚げるの調理法です。多彩で新鮮な食材を生かした調理法でおいしい食べ方ができるのも和食の魅力です。

　よいことがたくさんある和食、積極的に取り入れてほしいと思います。

【今日の献立】
　もちもちココア揚げパン　牛乳　和風ポトフ　洋風きんぴら

【栄養士から一言】
　 揚げパンは、みんな大好きなメニューで、「次はいつ出るの？」とよく聞かれます。今日、給食黒板やサンプルを見て、揚げパンだとわかると大喜びしていました。今日の揚げパンは、米粉パンで作りました。米粉パンの揚げパンは、小麦粉のパンとは違って、もちもちでしっとりとした食感になりおいしいです。今日も残食はほとんどありませんでした！「苦手かな」と、少し心配だった洋風きんぴらの食缶も、空っぽでした。）

＊献立は、27日(木)のものに変更しています。また、もちもちきな粉揚げパンはもちもちココア揚げパンに変更しています。

【今日の献立】
　ひじきご飯　牛乳　豆腐の松風焼　根菜のみそ汁

【栄養士から一言】
　松風焼きといえば、鶏ひき肉で作るお正月のお節料理の一つです。今日は、鶏ひき肉と豆腐を半分ずつ入れて作りました。豆腐を加えると、ふわっとやわらかく仕上がります。また、脂質は少なく、植物性のたんぱく質や食物繊維、カルシウムが多くとれます。豆腐は大豆の加工品です。低カロリーでありながら、必要な栄養素をしっかり含んでいるヘルシーな食品です。ハンバーグや肉団子に加えるのもよいと思います。

【今日の献立】
　あんかけスパゲッティ　牛乳　じゃがいものチーズ焼き

【栄養士から一言】
　給食では、各地の郷土料理とならんで、ご当地グルメやソウルフードと言われているものも登場します。今日のあんかけスパゲッティは、名古屋発祥の地元で愛されるソウルフードで名古屋の当地グルメ、愛称は「あんかけスパ」です。トマトベースの黒こしょうのきいたピリ辛スパイシーなソースを、柔らかめの太めの麵のスパゲッティにかけて食べます。いつか、本場のあんかけスパゲッティを食べに行きたいと思っています。