箱根町立箱根の森小学校

　本校は、歴史ある箱根小学校・温泉小学校・宮城野小学校の３つの小学校が統合して平成20年４月に開校しました。町では「箱根を愛し　かしこく　やさしく　たくましく」を箱根教育推進の「合い言葉」として「園・小・中一貫教育」を行っています。
　令和６年度の新１年生は、14名。全校で88名です。教職員も新しいメンバーが7名加わり、28名でのスタートとなりました。
　話は変わって、「七転び八起き」ということわざがあります。この意味は、「何度失敗してもくじけず、立ち上がって努力すること」ですが、よく見ると、よく考えると、７回転ぶのであれば、７回起きればよいのに、「七転び七起き」でよいのに、８回起きます。なぜでしょう？調べてみると、「人間は生れてきたときは、寝ていて何もできないけれど、周りの人々に支えられて起き上がるので、この１回目の起き上がりを加えて、『七転び八起き』と言われている」と記されていました。また、数字の「７」や「８」は、回数が多いことを意味することや、「８」は縁起のいい数字とも記されていました。
　このように、学びの中にも、生活している中にも不思議がいっぱいあります。ですから、子供たちには、その不思議をたくさん見つけて、調べて、学んで、自分の宝物にしてほしいと思っています。そして、その宝物で教室をいっぱいにしてほしいと思います。この一年間で、どれだけの宝物が見つかるか、楽しみです。
　最後に、保護者の皆様、地域の皆様、昨年度は、大雨や雪、クマやハチなどの急な対応にもご理解くださり、ご協力をありがとうございました。本年度も教職員一同、保護者や地域の皆様とともに、子供たちが安全に安心して過ごせるように努力していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　　　籔　謙二