カテゴリ:各学年の様子
兼務によるオンライン授業の検証

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 先週、4年生が仙小とオンラインでつながり、本校のS家先生の理科授業を二校で同時に受けるという試みをしましたが、昨日、今度は仙小をホームとして、仙小のW邉先生の理科授業を二校の5年生が同時に受けました。両校の兼務の先生方が、お互いに打合せを重ねて、様々な実験をしてくれているのです。先日のS家先生の授業では、町教委のN村指導主事さんが参観に来られましたが、昨日は仙小で井上教育長さんも参観されました。今回は、先日の経験を生かして、このようなオンライン授業が子供たちの学びの効果を上げるのか、その検証の意味もこめての実践となりました。

 本時は「ふりこのきまり」の授業でした。「ふりこ」について確認した後に、動画を視聴して、「ガリレオの見つけた『きまり』は何だろう」という問題を設定しました。子供たちはそれぞれペアになって、ガリレオの見つけた法則を予想していきました。その後は、二校で互いに予想したことを発表し合いました。「ひもの長さが長いと、振れ幅が大きい」「おもりが小さいほど、一往復する時間が短い」など、たくさんの予想が出されました。子供たちは考えをまとめたボードを映しながら、特に相手校の友達に分かりやすく説明しようと、一生懸命発表していました。次の時間は、予想を確かめる実験方法を考えていきます。
 今回の授業では、さすが5年生ということもあり、違和感なく交流ができていました。普段の倍の人数で、自分が気付かなかった新しい考えにふれることができました。今後もこのようなオンライン授業を仕組んで、子供たちの発想をより広げていきたいと考えます。また、この取組は兼務の先生がいるからこそ、日常的にできる取組でもあります。今回の授業についてしっかり検証し、次回はより精度の高いオンライン授業の実践をめざしていただきたいと思います。W邉先生、S家先生ありがとうございました。

公開日:2022年11月29日 11:00:00
更新日:2022年11月30日 16:31:41