カテゴリ:各学年の様子
カマキリが孵化した(2年生)

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 今朝は湯本駅付近で事故があり道路が渋滞したため、少しあわただしい始まりとなりました。昨日は久しぶりに家の近くの山(吾妻山)に登りましたが、15分歩いただけで汗だくになり、頂上では菜の花を見ながら半袖になっていました。これだけ暖かいと生き物たちのペースも狂うようで、まだ寒い日がくるにもかかわらず、飼っている柴犬の冬毛がどんどん抜けています。

 さて、以前2年生が飼っていたカマキリが飼育ケースの中で産卵したという記事を書きましたが、子供たちが先週の18日(木)の朝、孵化しているのを発見しました。だいたい一つの卵から100~300匹産まれるようですから大変です。その日の昼休みに早速2年生の代表が飼育ケースを持って校長室にやってきました。どうやら2年生は「逃がしたらいいものか、育てたらよいのか」悩んでいるようでした。話をしている間にも、どんどん小さな幼虫がケースの隙間から出てきてしまっていました。

 まず、2月の孵化は早すぎてびっくりです。教室内、特にケース内が暖かかったのでしょうか。自然界ではだいたい孵化は4月以降だと思います。ということは、今野外に幼虫を放しても食べる餌がなく全滅してしまうと思います。かといって、このままでは共食いをするしかなく、すでに何匹か死んでしまっていました。子供たちもそれは嫌だと言いました。
 そこで、いくつか次のようなアドバイスしました。「一匹ずつ飼育するのがよいこと」「水は欠かせないこと」「アブラムシやコバエなどがえさになること」(まだいなければ、餌としてペットショップで羽のないショウジョウバエが売っている)「牛乳やヨーグルトもなめる」などです。実は事前に2年生が来るのが分かっていたので、少し調べました。

 さて、早く生まれてしまったカマキリ、子供たちどのように対応していくのでしょうか。ちなみに自然界では成虫まで生き残るカマキリは、一つの卵から生まれたうちの2~3匹程度のようです。自然界は本当に厳しいですね。

公開日:2021年02月22日 08:00:00
更新日:2021年02月22日 13:54:55