カテゴリ:各学年の様子
まだまだ2年生でいたい(2年生)
2月も中旬に入ると、私は少し気持ちがせわしくなってきます。3月23日の卒業式で何を話そうか考え始めたり、人事異動も少しずつ見えてくるので来年度の先生方の配置を考え始めたりと、まとめとスタートを同時に頭に入れて仕事をしなくてはなりません。あまり早く考えすぎても、後で直さなくてはいけないことがたくさん出てきますので、「どの仕事をどのタイミングで行うか」が結構大事です。
心がせわしくなるのは担任の先生も同じで、学年の残り日数が少なくなってくると、6年生の送別行事に向けての準備をしつつも、「あれもやっておかなければ」「これをしっかり身に付けて次の学年にバトンタッチしなければ」とあれこれ焦ってきます。しかし、子供たちはそんな教師の気持ちとは関係なく、意外とマイペースなようです。
先週出された2年生の学年だよりに「2月は逃げる、3月は去る」「残り30日」という言葉がありました。まさに現在の担任の先生の心境が表れていました。2年生も学年末のまとめをとても頑張っているようで、箱根ミニマムの漢字と計算にチャレンジしたり、卒業式と入学式を彩るパンジーを植えて世話を始めたりしています。担任の先生が「残り30日だけど、九九も漢字もしっかり覚えて3年生になろうね。」と声をかけたところ、「無理。もっと2年生でいたい。」という反応が返ってきたそうです。のんびり、マイペース…、そして何より今の学年が居心地よいのかもしれませんね。
そんな2年生ですが、日記に漢字を使うことにも取り組んでいるそうです。最初は「漢字を5個以上使うこと」と目標を定めたのですが、「私は7個使えたから、7歳だね。」「じゃあ、私は17歳。」というように、なぜか使った漢字を年齢に換算して頑張っていると聞きました。漢字は使ってこそ覚えるもの、しっかり身に付けて3年生になってくださいね。まだ2年生でいたくても、4月にはもう中学年の仲間入りですので。
公開日:2021年02月16日 12:00:00
更新日:2021年02月18日 12:04:46