カテゴリ:各学年の様子
森小の伝統(5・6年生)
箱根の森小学校が誕生してから、今年度で12年目を迎えています。私が町教育委員会にいたのは統合して3~6年目の頃でしたが、その頃と比べると子供たちの様子や学校で取り組んでいることなどずいぶん変わったなと感じています。反対に学校が誕生した当時から変わっていないこともあり、「伝統」として根付いてきていることがあります。
先週、5年生と6年生が合同で体育を行い、「森小ソーラン」を踊りました。6年生の先生に聞いたところ、「森小ソーラン」は11年前に誕生し(踊り自体は宮城野小時代から受け継がれていたようです)、以後代々6年生から5年生に受け継がれ、運動会などで披露しているとのことでした。どの学校でもこうした上級生から下級生へ受け継がれている伝統があるものです。そういえば仙小でも箱根ソーラン座の座長さんなどが高学年の子供たちに踊りを教え、さらに上級生が縦割り班の子供たちに教えるということが伝統となっていました。
今回、6年生は自分たちが手本を示したり個別指導をしたりして5年生に丁寧に教え、またその活動を通して両学年の絆も深まったと聞きました。コロナの関係で行事や児童会活動などが中止・縮小されるなか、全校のリーダーである6年生の活躍する姿がなかなか目立たないのですが、陰でしっかりとリーダーとしてできる限りのことを一生懸命頑張っていることが分かり、今回の話を聞いて頼もしく感じました。
※詳しい様子については、31日発行の6年学級便り「YEO34」に掲載する予定です。
公開日:2020年07月29日 09:00:00
更新日:2020年07月29日 19:04:54