カテゴリ:K's Room
1年生が再び校長室に

 今日の朝は早雲山が真っ白い霧につつまれていて全く姿が見えませんでしたが、時間がたつにつれ少しずつ霧が晴れてきています。いよいよ明日、箱根登山電車が全線で運行を開始します。これをきっかけに観光客がたくさん訪れるとよいのですが、天気が少し心配です。熱中症の心配をしなくてもよいのはありがたいのですが、子供たちが楽しみにしている夏休みが近づいていますので、そろそろ梅雨明けしてほしい気もします。

 先週、学校探検で森の子級の1年生が大好きな教頭先生を訪ねて職員室にきましたが、たまたま教頭先生が席を外していました。そして、その流れで校長室にやってきたのですが、私は検食の最中でした。検食のことを子供たちは「味見」「毒見」と言っていますが、それ以外にも「異物の混入がないか」「温かいか」「変なにおいがしないか」「量は適当か」「子供が好む味か」「色とりどりか」などをチェックしています。それはさておき、1年生はソファに座ってその検食の様子をジーッと眺めてから「おいしいですか。」と質問してきました。「とってもおいしいですよ。」と答えると嬉しそうな顔で教室に戻っていきました。検食の様子を子供にじっと観察されたことがなかったので、ちょっとプレッシャーを感じた出来事でした。
 そして、1年生の学校探検はもう終わったのかと思っていたところ、「校長室の中を見させてもらっていいですか。」と、先日今度は5~6人で1年生がまたまたやってきました。前回はパソコンに興味を示していましたが、今回はいろいろな棚のひきだしを開けようとしていました。残念ながら校長室には重要書類がたくさんしまってあるので、すべて鍵がかかっていて開きません。子供たちは「大事なものって何?」「宝物?」「秘密が多い部屋だ。」としばらく感想をつぶやいた後、私の椅子に座る体験をしてから教室に戻っていきました。

 1年生は何でも興味津々で聞いてくるので、相手をしていてとても楽しいです。小学校の生活にも慣れて、教室では自分らしさをめいっぱい発揮しています。多くの1年生が朝のあいさつもしっかりできるようになりました。人数は少ないですが、その分のびのびと育ってほしいと思います。

P1050896.JPG

P1050892.JPG

公開日:2020年07月22日 10:00:00
更新日:2020年07月22日 11:34:55