カテゴリ:各学年の様子
初めてのリコーダーの学習は(3年生)

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 今日は朝から夏らしい陽気です。本来であれば今日は1学期の終業式のはずでした。私のリングダイアリーも予定変更の斜線でいっぱいです。他の先生も言っていましたが、今日が7月20日という感じがまったくしません。学校が6月から始まったのと梅雨がいまだに明けないことがその理由でしょう。

 今日は3年生の話題です。先週の15日(水)に3年生が音楽で初めてリコーダーの学習を行いました。とはいっても、町の新型コロナウイルス感染症対策マニュアルでは、音楽の指導において歌唱や口にふれる楽器の演奏を当面見合わせることになっていますので、今回は、口をつけずに指遣いを中心にしての学習です。そういえば、通常であれば校舎内に響いている鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの音色が聞こえてこないので、さびしい感じがしています。
 この日子供たちは、リコーダーを演奏するときの姿勢や指穴のとじ方などを一生懸命覚えました。指がなかなかうまく開かずに苦戦している子もいました。ただ、音を出せないのはやっぱりつまらないのか、子供たちからは「早くふきたいな。」という声がたくさんあがっていました。気持ちがとてもわかります。子供たちにとって、音を出せない楽器なんて面白くはないでしょう。しかし、いつかみんなで演奏できる日はきますので、指遣いなどはしっかり覚えてほしいと思います。

 コロナの対策では音楽だけでなく、身体の接触を避けるために体育や英語などにおいても配慮事項が多く指導にも工夫が必要です。また、今後の行事等の実施方法・・・、例えば2学期に実施予定の運動会などは、種目の設定や競技の実施方法などについて検討を重ねています。近隣市町の学校と情報交換をしても、各市町・各校ごとに対応は様々で、現在の教育現場の混乱状況を象徴しています。感染が拡大しているなか、2学期をどのような状況でむかえるのか、まだまだ心配は続きます。

公開日:2020年07月20日 10:00:00