カテゴリ:各学年の様子
箱根旧街道をわらじで歩く
11/22(火)に6年生が、旧街道杉並木をわらじで歩く体験をしてきました。「わらじ歩き」とよんでいる行事で、箱根関所を見学したり、旧街道をわらじで歩いたりして、江戸時代の人々の生活と旧街道のかかわりなどに関心を高めるのがねらいです。江戸時代の歴史と深く関係する箱根町ならではの地域学習です。わらじは、先日の公開日で保護者とともに作ったものを履きました。
当日は町教委生涯学習課学芸員の高橋さんが案内をしてくださいました。まず、学習は関所・資料館の見学から始まりました。そこでは、高橋さんが関所の役割や当時の様子などを詳しく説明してくださいました。子供たちも熱心に耳を傾けていました。
そして、関所を出発して杉並木に向かいました。ケンペル・バーニー碑に到着して、わらじを履きます。なかなか履くのが難しく、苦戦している子供もいましたが、友達同士教え合ったり確認したり、高橋さんに聞いたりしながら、何とか全員履くことができました。
いよいよ、旧街道の石畳を歩く時がきました。石や地面が濡れていたこともあり、最初は恐る恐る歩いていた子供たちですが、次第に慣れ、スタスタと歩けるようになりました。履き心地も意外によかったようでした。足が痛くなった子供もいましたが、友達同士励まし合って、何とか最後まで歩くことができました。靴に履き替えて歩くと、子供たちから「靴の方が痛くならないけど、わらじの方がすべらない」という声が出たそうです。そんなわらじの良さを感じながら、無事甘酒茶屋に着くことができました。
甘酒茶屋でお弁当を食べていると、甘酒茶屋さんが甘酒を出してくださいました。子供たちは「温まる」「思っていたよりも飲みやすい」などと口にしながら、楽しい時間を過ごしました。「道中安全」のお札もいただき、思い出に残る一日となりました。
公開日:2022年11月24日 09:00:00
更新日:2022年11月28日 13:22:16