カテゴリ:K's Room
園・小・中合同研究会

 11月7日に園・小・中合同研究会を開催し、本校に箱根中学校と宮城野保育園・箱根幼稚園の先生方20名ほどが授業を参観に来られ、研究協議をしました。この研究会は小学校区ごとに一斉に実施している町教育研究会の行事です。中学校の先生方は3つの小学校に分かれて参加しています。
 研究会のスタートは、本校の箱根ハートフルプログラムの授業参観です。各学年が「ふくはなにいろ」「ねえ、どっちがいい?」「私はわたしよ」など、人間関係作りのエクササイズに取り組みました。私は4年生の「ちがいのちがい」を中心に参観しました。「あってもいい違いとあってはいけない違い」について、グループで話し合ったことを全体で共有する展開でした。人権意識を高めるエクササイズでしたが、子供たちは4年生なりに考え、相手の意見をしっかり聞いたり自分の意見を伝えたりしていました。他の学年も回ってみましたが、どの学年もとても盛り上がっていて、楽しく温かい雰囲気の中でエクササイズが進められていました。

 その後の研究協議では、「子供たちの関係性がよい」「安心な雰囲気がある」「子供たちが自分の思いを表現できている」など、箱根ハートプログラムが箱根教育の推進に生かされていると感じられることがたくさん出されました。反対に課題としては、「活動自体が目的とならず、教師の意図をより明確に出すべき」「自己肯定感をさらに伸ばすためにも、プログラムを工夫改善しながら確実に実施していく必要がある」などが出されました。
 研究会の最後、S藤教頭先生の言葉です。「校種の異なる先生方が、『箱根の子供たちをよくしよう』と、一生懸命に話合いをしている姿を見て、箱根教育のチームワークのすばらしさを感じました。『つながり』『積み重ね』といった大切なキーワードがたくさん出ていました。これを各校・各園にもどって今後につなげ、さらに積み重ねをしてほしいと思います。」
 研究会に参加された中学校と園の先生方、ありがとうございました。

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公開日:2022年11月08日 14:00:00
更新日:2022年11月11日 12:57:59