カテゴリ:K's Room
園小の連携推進について
先週の4月27日(水)に、箱根町の「園小連携推進委員会」という集まりが湯本小学校でありました。メンバーは箱根幼稚園の副園長、各小学校の1年生か2年生の担任、各園の代表の先生で、私が推進委員長です。町教委のH塚指導主事さん、N村指導主事さんも助言者として参加してくださっています。この委員会では、主に小学校区の園小連携(児童と園児の交流)について、話し合っています。ねらいは、交流プログラムや小学校におけるスタートプログラムを確実に行い、小一プロブレムを解消することです。
そういえば、私は仙小の校長時代、よく園に足を運んで園長・副園長先生と情報交換をしたり、園児の様子を参観したりしていました。兄弟姉妹関係も多いので、色々な情報を小学校に持ち帰って役立てていました。しかし、森小に来てからはコロナ禍が続き、またすぐ隣に幼児学園があった仙小のときとは違い、ちょっと距離もあり宮城野保育園や箱根幼稚園になかなか行かれないでいます。この日も箱根幼稚園の先生には、「子供たちが校長先生、なかなか来ないねって言っていますよ」と、言われてしまいました。
先日、宮城野保育園のK山園長先生と昨年度の5歳児担任のW田先生が、1年生の図工の学習の様子を見にきてくださいました。春休みに子供たちのことについて引継ぎはしますが、実際入学してきた子供たちとかかわってみると、「こういう場合、この子にはどう対応したらよいのだろう」と、戸惑う場面がよくあります。今回、「園のときは、こんなふうにしていましたよ」と、色々なケースの対応を教えていただきました。
箱根町のよさは、このような園小の連携がすぐにできるところです。私達教員や園の先生方が互いの様子を知ることが、園小連携では最も大事なことですので、今年度はこの二年間コロナ禍でなかなか進められなかった園児と児童の交流を、コロナの状況をみながらできる方法で進めていきたいと思っています。私も今年度は時間をつくって、園に出かけようと思います。
公開日:2022年04月28日 10:00:00
更新日:2022年05月06日 11:57:25