【タイトル】

避難訓練(予告なし)を実施しました

【本文】

 先週の金曜日に児童に予告なしの避難訓練を実施しました。今回は「地震が発生したのち、給食室から火災が発生した」という想定です。実際に災害が起きた時には、訓練の通りにはいかないと思いますが、様々なパターンでの訓練を積み重ねることで、子供たちに「自分の身は自分で守る」ことの大切さを感じてほしいと思っています。それには、自分で判断して避難行動をとる訓練を重ねないといけません。今年度の防災担当の先生は、そのあたりを工夫改善して提案してくれています。今回子供たちの避難はわりとスムーズでしたが、やってみて「時間帯の設定はどうなのか」「全体の動きはどうなのか」「全体的な緊張感はどうなのか」など、検討課題や反省点もあると感じています。  避難訓練といえば、初任の時に私は嫌な思い出があります。学校で火災が起きたことを想定した訓練で、発煙筒を使った回でした。消防署の方々が来られ、実際に避難訓練を見て指導してくださいました。職員会議の提案では、時系列で担任がやることがたくさん書かれていました。  当時3年生を担任していた私は、そのマニュアル通り火災発生の放送後に、「どこから出火しましたか?」「どのルートで避難しますか?」などの確認や防災頭巾をかぶる指示、廊下に並んで全員いるか確認するなどを順次行っていきました。すると、そんなことをしているうちに発煙筒の煙が廊下に充満して進めなくなってしまったのです。私も子供たちもパニックになりました。仕方なく避難ルートを変更して避難しました。私の学級の避難が遅れたために、その後の消防署の指導では、「避難が遅れた学級は、避難行動をとるまでの時間に無駄が多かった」と、全体の前で苦言を呈されました。他の学級は、放送の直後に教室を出ていたようでした。発煙筒とはいえ、煙が回るスピードを実感できたことはよい経験になったのですが、若い教師の頭に残ったのは、「マニュアル通り進めるとばかをみる」ということでした。マニュアル通りこなしていると、避難が間に合わなくなるというのでは、その提案は一体何だったのでしょうか。また、心の中で「先輩の先生方はそれを熟知されていたんだな。でも、それなら職員会議でなぜ指摘されないのか」と、不信感でいっぱいになりました。  今では危機管理の研修会なども増え、特に東日本大震災後は、こうした学校の避難訓練の在り方もかなり見直されてきています。本校のように「予告なし」の訓練が増えています。地震であるならば、とっさに自分で判断して、「動いてこない・倒れてこない・落ちてこない」安全な場所で、「ドロップ・カバー・ホールドオン」の姿勢をとれるかを大事にしています。今回の避難訓練でも課題点をよく見直し、改善策を考えていきたいと思います。


【添付ファイル】

避難訓練2.jpg

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