【タイトル】

子供が自分の学びを実感できる授業をめざして

【本文】

 先週の26日(水)に5年「直方体や立方体の体積」の研究授業が行われ、県西教育事務所のK谷指導主事、町教委のN村指導主事をお招きして研究会を開催しました。授業者は本校の研究主任でもあり、今年度仙小と兼務で専科を担当するS家先生です。本校の研究主題は「『他者と関わりながら主体的に学ぶ子』を育むための授業改善~子供が自分の学びを実感できる授業の創造」です。今年度最初の研究授業なので、課題や改善点がたくさん出されるといいなと思っていました。  この日の授業は階段型の複合図形の体積の求め方について、子供たちがそれぞれ考えた方法を説明し合い考え方を共有することで、数学のよさに気付きこれからの学習に活用していこうとする態度を養っていくことをねらっていました。  まずは、グループ活動で自分の考えを伝え合いました。子供たちは立体模型を使ったり、デジタルコンテンツを活用したりして、「図形を分ける」「全体から引く」「分けて移動する」などの方法を全員が順番に説明し、グループの考え方を確かめていきました。次に全体交流を行いました。ここでは、グループでまとめたホワイトボードを黒板に掲示しながら、グループの考え方を説明し、友達の考えた図を読み取りながら、互いの考え方に対する理解を深めていきました。S家先生の教材の準備や時間配分、前時までの個別指導などの努力や工夫がよく感じられる授業で、子供たちも終始活発に学習していました。    本校の5年生は前向きに説明したり、友達の話にしっかり耳を傾けたりする「話合い活動の土台」がよく育っている学年です。課題点としては、「説明の仕方」「ノートやホワイトボードなど、まとめたものの提示の仕方や使い方」「グループ活動の進め方や役割分担」などがあげられます。これから一年間かけて、私たちが「学び方のスキル」を教えていけば、きっともっと分かりやすい伝え合いができ、互いの理解も深まることでしょう。  授業後の研究協議では、グループ活動のさせ方や適用問題の時間を十分にとるための授業の流れについてなど、様々な協議が行われました。指導主事さんからも、「振り返りの仕方」「グループ活動の目的」「前時からのつながりのある学習」「楽しさを実感させる授業づくり」などについて、ご指導をいただきました。よいところだけでなく、課題点もたくさん出され、今後「どのようにスモールステップを踏んで子供たちに力を付けさせていくのか」を、多くの先生方が改めて意識できた研究会となりました。  S家先生、専科という立場でのトップバッター、本当に難しかったと思います。しかし、本校のこれまでの成果と課題が明確になったという点で、よい授業提案であったと思います。次は今週の金曜日、ベテランのI永先生の国語の研究授業が行われます。どんな研究会になるのか、とても楽しみです。


【添付ファイル】

5年算数-1.jpg

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