【タイトル】

教科担任制の成果と課題

【本文】

 先日、箱根町の園・小・中一貫教育の推進運営委員会が開催され、本校のKB寺先生が、本校における教科担任制の成果と課題について研究報告を行いました。    箱根町では小学校における教科担任制の実践に取り組んでいます。中学校のような教科担任制とは違い、専科教員の配置と担任同士の交換授業、複数校との兼務などの取組が中心です。いずれにおいても、多くの教員が様々な授業の中で子供たちと関わりをもつことで、子供たちが主体的に他者とのかかわりをもとうとすることができるようになることが一番のねらいです。本校では、KB寺先生が自ら理科専科を担当して、教科担任制を推進しています。  まず、今年度の成果について、私たち教員が感じている点は多くありますが、今回は実際に子供たちに実施したアンケート(12月実施)結果からお伝えしたいと思います。アンケートは、「思う・少し思う・あまり思わない・思わない」の4段階で回答してもらいました。以下、全学年の結果です。数値は、「思う・思わない」の肯定的な回答の割合です。 1 (教科担任の)授業は楽しみですか・・・94% 2 他の先生たちと話したり、相談したりする機会は増えましたか・・・84% 3 友達と一緒に問題を解決したり、友達と相談したりする機会は増えましたか・・・85%  この中で、特に2については、6月に調査したときよりも9%上昇していました。3についても、4%上昇しています。アンケート結果を分析すると、専科の授業の多い上学年ほど肯定的な回答をしていました。このことから、複数の教員が関わることで、教員に子供たちが積極的に関わろうとするようになったり、子供たち同士の関わりが増えていたりすることが分かりました。教科担任制の強みを生かした指導を今後さらに進めていこうと思います。  最後に課題についてですが、「情報共有が難しい」「時間割調整が大変」「必要な児童指導が迅速にできない」「教えたことがない教科ができてしまう」など、教員側の課題が多く浮き彫りになりました。これらについては次年度以降一つ一つ方法を考えながら検討していきたいと思います。


【添付ファイル】

教科担任.jpg

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