【タイトル】

お年玉をもらったけれど(2年生)

【本文】

 昨日校内の初任研があり、「もりとく通信」でおなじみの道徳教育推進教師・S藤先生の授業を初任者と共に参観しました。S藤先生が担任する2年生の「お年玉をもらったけれど」の授業でした。今回は「節度・節制」の内容で、金銭の価値について正しく理解させて物を大切にできるようにすることが指導の要点です。  読み物教材「お年玉をもらったけれど」は、お年玉でサッカーボールを買うことを決めた男の子が、友達と行った駄菓子屋さんで「好きなサッカー選手のカード」が欲しくてつい何枚も買い過ぎてしまい、後で肝心のサッカーボールを買うお金が足りなくなってしまったという話でした。授業を見ながら、「自分も小さいころ〇〇カードを集めていて、お目当てのカードが出ずに何個もスナック菓子を買ってしまったことがあったなあ」と昔のことを思い出しました。その度に後悔し暗い気持ちになっていましたので、節度・節制をしっかり学んでおくべきでした。  この授業、6人の2年生は話の内容がはまったのか、たえず自分の意見や感想を述べていました。「お金を使うとボールが買えなくなるって、何で考えなかったかな」「友達の誘いを断ればよかったのに」「もっとお金をためておけばよかったのに」などと、男の子に批判を浴びせていきます。「自業自得だ」と、2年生にしては難しい言葉を繰り返し発している子もいました。また、お年玉をあげたお父さんの気持ちを考え、お父さんの心の台詞として「あーあ」「もっと考えればよかったのに」「来年まで我慢しなさい」などの発言が続きました。「僕は将来一人暮らしをしたり、後から買いたいものが出て困ったりするから、銀行にためておく」などの現実的な発言が出るなど、見ていてとても面白い授業でした。  肝心の「節度・節制」ですが、「僕もこういうことがあった」と経験と結び付けて振り返った後、「お年玉をもらった大人の気持ちをよく考えて使いたい」「お金は大切に使いたい」とまとまっていきました。「お金の使い方について、もう少し考えさせてもいいかな」とも思いましたが、子供たちを一番よく知るS藤先生はここが落としどころと考えたのでしょう、授業はそのまままとめに入っていきました。  2年生は「お年玉はもらったら、ためておく」という子が多かったです。今の子供たちはしっかりしていますね。


【添付ファイル】

節度節制4.jpg

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