【タイトル】
箱根ミニマムテストと家庭学習【本文】
先日、本校の保護者の方と家庭学習について話をする機会がありました。私がかつて高学年を担任していた時の教え子なのですが、その時私が毎日課題として出していた家庭学習の内容をよく覚えておられて驚きました。 私は当時、「テーマ日記」という家庭学習に取り組ませていました。例えば、「私の好きな言葉」「私の尊敬する人」「今日、学級で起きた問題についてどう考えるか」などと毎日違ったテーマを与えて、そのことについて自分自身のことや自分の考えを作文するというものです。書く量は子供たちに任せていましたが、文章の力や考える力が育ったこと以外に児童理解や子供たち一人一人との人間関係作りにも役立ちました。ただ、この家庭学習にはまってどんどん書く力を伸ばした子もいれば、毎日の課題が苦痛で仕方なかった子もいました。すべての子供たちが家庭学習に前向きに取り組んでくれるとありがたいのですが、それはとても難しいことであり、私たち教師の永遠のテーマでもあります。 ところで、箱根町では「箱根ミニマムテスト」というミニテストを年に3回実施しています。「ミニマム」というのは「最低限」という意味で、漢字と計算を基礎的な知識・技能の中でも必須のものととらえ、もう10年以上も前から町立小・中学校において取り組んできています。朝学習の時間でも練習をしていますが、ミニマムの課題を家庭学習として取り組ませることも多いです。 先週、4年生の学級通信に箱根ミニマムテストに向けて、家庭学習で漢字練習に取り組んだという記事がありました。記事を読んで、4年生が目標をしっかりともって練習に取り組んでいる様子や担任のS先生の家庭学習の考え方などがよく分かりました。ある子供の漢字練習ノートには、自分がどんな間違いをしないようにしたいかが漢字の横にメモされており、S先生もそのノートを写真に撮って紹介していました。「本気で100点をねらうなら、これくらいしないと。」と、子供たちに投げかけたそうです。そんな4年生ではテスト当日、「絶対に満点を取るんだ。」という子供たちの強い思いが教室に流れていて、一人一人が最後まで粘り強く取り組めたようです。 子供たちが目標を明確にもって家庭学習に取り組み、よい成果が出て先生にほめられたのであれば、子供たちは次もきっと練習を今回以上に頑張ることでしょう。【添付ファイル】
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