【タイトル】

明日への一歩

【本文】

 先週5月21日(金)の5校時に、3年理科「風とゴムの力のはたらき」の研究授業がありました。授業者は今年度、理科専科を担当するK先生です。本校の研究のリーダーでもあります。この日の授業は、「ゴムの力の大きさを変えると、物が動く様子も変わること」を理解することがねらいです。K先生は視聴覚室を実験場所として設定し、おもちゃの車が「太いゴムを使う」「長いゴムを使う」「ゴムを2本にする」などの場合によってどう動くかを、十分に時間をとって子供たちが飽きるまで実験をさせました。子供たちは車の発射台から車が動いた距離を測り、模造紙の図にシールを貼りながら実験結果を確かめていきました。  この授業は、「学習課題の確認」→「課題についての話し合いと予想」→「実験」→「実験結果(ゴムの力を大きくすれば、ものの動きも大きくなる)の共有」→「学習の振り返り」という学習過程で、子供たちは「何を考えればよいのか」「何をどのように確かめていくのか」をよく頭に入れて学習を進めていました。子供たちの発言がとても多く、前時までの体験をもとに思考できていることにも驚きました。3年生の子供たちにとって、楽しく分かりやすい授業であったと思います。  授業が終わった後は、町教委のN指導主事さんも一緒になっての研究協議が行われました。若い先生も遠慮なく先輩の先生の授業について「良かった点」「課題点」「改善策」などを付箋に書き、協議に積極的に参加していました。  ところで、私たちは研究協議の後、一人一人が「明日への一歩」という自身の振り返りを付箋に書き込み、互いのこれからの授業に対する思いや改善点などを共有しています。私はいつも先生方が何を書いたのか読むのを楽しみにしています。授業者が労力を使って準備し提供した授業が、参観した先生方のどんな学びやモチベーションを生んだのかがよく分かるからです。  今回、「いいね!」と私のアンテナに特に引っかかったのは、二人の先生が書いた「子供たちに付けたい力を明確にした授業づくりをしていきたい。」「指導要領に目を通し、身に付けさせる力を明確にすることを大切にしたい。」という言葉です。これはN指導主事さんも指導講評でふれられていた部分でした。K先生の理科の授業は、一時間一時間のねらいが本当に明確です。子供たちにとって、楽しいだけでなく「分かりやすい」授業とは、学習のねらいが明確な授業なのです。


【添付ファイル】

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