【タイトル】

初任の頃の思い出

【本文】

 先週の金曜日に4年生の学年だよりを読んでいて、初任の頃のフレッシュな気持ちがよみがえってきました。4年担任の先生は今年度の初任者です。一昨年度臨任として本校での勤務経験があるので、「経験がある分気持ちも落ち着いているのかな。」と思っていたのですが、おたよりを読むと次のような記述がありました。 ~~~4月5日、始業式前日の夜のことです。よく子供が遠足の前の日はわくわくして眠れないなんていいますが、私も恥ずかしながら同じなのです。担任発表のとき、初めて教室で子供たちの前に立つとき、心臓が飛び出るほどの緊張感があるものです。~~~  遠い昔になってしまいましたが、私にもそんなときがありました。私が赴任した初任校は小田原市の小規模校でした。今振り返ると、楽しかったことよりもなぜか失敗した思い出が鮮明によみがえってきます。  初めての休み時間、担任することになった3年生の子供たちから「先生、ドッジボールやろう。」と誘われて一緒に遊びました。外野で捕ったボールを他の外野の子供にパスしていただけなのに、休み時間が終わると相手チームの子供たちが「先生がいるからそっちが勝つに決まっている。」と号泣し始めました。収拾がつかず何とか教室に戻ったものの、泣いている子供たちは顔を上げず授業になりませんでした。「何がまずかったのか?」その時はどうしても分かりませんでした。  また、連休明けの家庭訪問は、忘れようとしても忘れられません。どうしても時間通りに回れず、最後の家庭は20時くらいになってしまい、保護者から苦言を呈されました。学区が広いので次の日は車で回ってよい許可をもらいましたが、坂道あり細い道ありの慣れない農道で脱輪して溝にタイヤがはまり、地域の方々に助けられました。こんな失敗が一年間いろいろありました。  それでも、何とか一年間続けられたのは、出会った子供たちや保護者、同僚の先生方のおかげです。たくさん励まされ教えられながら初任の一年を何とか乗り切ることができました。大変なことも多かったですが、喜びを味わうことの方がはるかに多い仕事だと感じました。  本校はここのところ小規模校にもかかわらず、3年連続で初任者が配置されています。初任者の校内研修を通して、教えたり教えられたりしながら職員みんなが学ぶことができています。初任者に限らず若い先生たちには、日々たくさんの失敗をしながら力をつけていってほしいと願っています。


【添付ファイル】

初任者2.jpg

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