【タイトル】

動いてこない 倒れてこない 落ちてこない

【本文】

 昨日の朝の時間に避難訓練の事前指導を行いました。近々、児童には日時を予告せずに「地震が発生したのち、火災が発生した」という想定での避難訓練を実施します。  今回の事前指導では、まず担当が放送を使って全校一斉に避難訓練の目的などについて話をして、その後各担任が地震及び火災発生時の基本的行動や避難経路について指導しました。子供たちはとても集中して話を聞き、避難経路についてもよく頭に入っていてすばらしいなと思いました。  ただ、「基本的な」行動は頭に入っていても、実際に地震が起きた時にとっさに身を守る判断が子供たちにできるかというとこれは心配です。マニュアルを教えてもそれが全く役に立たないケースも多いです。ですので、子供たちには日ごろから、例えば「今大地震が起きたら教室にはどんな危険があるのか。」などを想像させておく必要があります。「オルガンが倒れてくる」「水槽や鉢が飛んでくる」「いない子の机が飛んでくる」など、固定されていない物がふりかかってくるかもしれないということを確認しておくことが大切です。避難経路に割れたガラスの破片が飛び散っていることもあり得ます。いろいろと想像してみることで、合言葉が実感として子供の心に落ちていきます。自分の身の回りにどんな危険が潜んでいるのか、机の下にもぐろうとすることはどんな時でも最善であるのか。マニュアルや合言葉を確認するだけでは、いざという時に「自分の命を自分で守る」ことはできません。そういう意味からも、避難訓練の事前指導・事後の振り返りの仕方はもちろん、日ごろの安全指導の工夫が必要です。  コロナのことばかりで、最近は南海トラフ巨大地震等の話題があまり出なくなっています。「天災は忘れた頃にやってくる」、これを肝に銘じてこれから避難訓練をはじめとする安全指導・防災教育の見直しに取り組んでいこうと思っています。


【添付ファイル】

避難訓練事前指導10.jpg

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