【タイトル】

息をしている掲示物としていない掲示物

【本文】

 天気予報によると、来週からぐっと冷え込み寒い日がやってくるとのことでした。スタッドレスタイヤに交換した職員も多くなりました。初めて箱根町に異動してきた職員は、いよいよ箱根の長い冬の洗礼を受けることになります。とは言っても最近では7年前のような大雪も降らず、雪による休校の日も少なくなっています。今シーズンは臨時休校が長かったので、なるべく降らない冬になってほしいと祈るばかりです。  今日は掲示物の話題です。先日、小田原市の通級指導教室担当の先生方が本校のスマイルを参観に来られました。そのとき、本校の学習環境…特に教室を含む校内の掲示物についてほめてくださったと聞きました。  箱根町の小学校は、どの学校でも掲示物がとても整理されていてきれいです。私が町教委の指導主事のとき、前教育長の小林先生は私が学校訪問に行く前に「掲示物をよく見てくるように。掲示物が息をしているのかしていないのか。」「子供の作品やカードに先生の励ましのコメントが書かれているのか。その内容は授業のねらいにそったものなのか。よく見てきて報告するように。」とよく指示を出されました。小林先生いわく「校内の掲示物(展示物)を見れば、その学校の大事にしていることが分かる。」「教室や廊下の掲示物を見れば、教員の指導力が分かる。」とのことでした。今、各学校の校内環境を見て、改めて一貫校としての成果がこういうところにも出ているのだと感じます。  思い出してみると、ときどき4月の頃に子供たちに書かせた「自己紹介カード」のようなものが、3学期になってもそのまま貼ってあったり画びょうが一部取れて剥がれかけていたりする教室がありました。廊下の図工の作品も同じものがずっと貼られている・・・小林先生の言葉をお借りするとこれは「息をしていない」死んだ掲示物に囲まれた環境であり、教室の子供たちも気のせいか少し荒れ気味かまたは元気がないような感じでした。  箱根町に限らず過去いろいろな研究校などを訪問した経験から、掲示物がいつも新しくきちんと貼られていて、先生の温かいコメントであふれている学校は、子供たちも活発で友達同士関わり合い活気のある学校でした。環境は子供たちを育てるのですね。こうした「子供たちを育てる」環境づくりはずっと大切にしたいものです。


【添付ファイル】

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