【タイトル】

教え子2

【本文】

 先日、教え子が新築したということで招待を受け、遊びに行ってきました。その教え子は、とある金融機関の本部に勤める43歳の男の子、いや男性です。その子を担任したのは私がまだ20代のころ、昭和61年4月から昭和63年3月までの2年間でした。彼が5・6年生の時の担任が私だったのです。  当時はそれまでの詰め込み教育の反動から授業時数が削減され、小学校4年生から6年生までは週あたり数時間の教科外の時間、いわゆる『ゆとりの時間』というのがありました。その『ゆとりの時間』を使って私はよくクラス合奏を行っていました。クラス合奏といってもドラムセットを取り入れたり、何台もの電子キーボードをギターアンプから出力させたりしたもので、小学生の演奏としては迫力もあり、かなりレベルの高いものでした。  彼にはドラムを叩くことと、T-SQUARE(当時はTHE SQUARE)の音楽に触れる機会を与えたことぐらいですが、それをきっかけに、小学校卒業後も彼は音楽活動を続けてきました。現在も本業のかたわら、ライブ活動を行っています。  彼が高校生だったか大学生だったか、その頃、私は彼に「自宅にスタジオが欲しい」と言ったことがありました。彼もそれに応えて「僕も家を建てるときはスタジオをつくりたいです」と言いました。あれから25年ほどの月日が流れました。私はその夢を叶えることはできませんでしたが、彼は本当に自宅にスタジオをつくってしまったのです。  彼と奥さんと3人で会話を楽しみ、趣味の域を超えた玄人はだしのドラム演奏に改めて魅了されて帰宅しました。この日はとても素敵なひと時を過ごすことができました。(12/30)


【添付ファイル】

スタジオ.jpg

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