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いちご研とは何か

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 今週の水曜日の放課後、本校で「いちご研」なる怪しい会が2年教室で開かれていました。今年度になりこれで2回目、主催者は本校の2年担任のS先生です。S先生は以前紹介しましたが、本校の道徳教育推進教師として職員に通信を発行したり道徳授業を公開したりと日々職員に道徳授業の課題を投げかけながら、とても楽しそうに仕事をしています。そのS先生が立ち上げた「いちご研」は、若手を中心とした自主的な研修会の名称です。
 何とその第1回は、まだ始業式前の4月2日に早くも開かれていました。内容は「わたし流 学級経営10のポイントについて」がメインでした。私が県立総合教育センターに勤務していた時に作成協力し初任研のテキストとしても活用していた「小学校初任教師のための授業づくりハンドブック」の中の一ページが資料として配付されていました(嬉しかったです)。学級経営について情報交換したり意見交換したりする中で、子供たちとどのように学級開きをするか話し合ったようです。

 そして、一昨日は「学級目標の作り方、活用の仕方」などについて協議をしました。そういえば、以前S先生に「学級目標をいつ作るのか」「教師の思いと子供たちの思いをどう学級目標に生かしていくか」「どうしたら学級目標を大切にできる学級になるか」などの話をしたことがありましたので、S先生なりにテーマと感じているのかもしれません。今回の参加者は5名でしたが、このような研修会が自主的に運営されていることに校長としてはとてもありがたい思いでいっぱいです。S先生の言うように「教え合ったり気楽に相談し合ったり」できる場になるといいなと思います。

 ちなみに、S先生に「いちご研」のネーミングの理由を聞いてみました。「教職経験1年目から5年目の先生を中心に取り組んでいきたいから。」とのことでした。なるほど。

公開日:2021年05月12日 16:00:00
更新日:2021年05月14日 12:07:05