カテゴリ:各学年の様子
跳び箱遊びにチャレンジ(2年生)

 3学期に入って、2年生が体育で跳び箱遊びの学習に取り組みました。学習指導要領では3年生から跳び箱運動を行うことになっているので、低学年では遊びの要素を取り入れながら跳び箱運動につながる基礎的な運動感覚をつくっていく必要があります。
 跳び箱はできた時の喜びや満足感が大きい反面、運動が得意でない子供にとっては失敗したときの怖さを感じやすい運動でもあるので、どのような場をつくりどんな練習を取り入れるかが教師としての悩みどころです。

 今回の2年生の体育では、連続跳びやぴょんぴょんステージにチャレンジしました。
 連続跳びでは、縦横縦と互い違いに置かれた跳び箱3つを自分のできる技で跳んでいきました。この場では、子供たちは一定の動きだけでなくリズムよくぴょんぴょんと跳び乗ったり跳び越したりする感覚を楽しみ、「もっといろいろな跳び方をしたい。」と新しい技を工夫しながら練習に取り組んでいました。また、ぴょんぴょんステージでは、ステージの上から高跳び用の大きいマットに向かって飛び降りました。友達と飛び降りるときのポーズを相談してから飛び降りました。子供たちは「せーの!」とかけ声をかけて高く飛び上がってから飛び降りたり、空中でプロスケーターのように一回転してみたり、その姿は忍者のようでした。担任の先生も楽しい場を設定するだけでなく、着地など動きのポイントを意識してほめたのでしょう、最初は怖がっていた子供たちも新しい技にチャレンジするなど、意欲的に跳び箱遊びに取り組むことができたようです。

 授業では跳び箱の技術だけでなく、友達同士きまりを守って仲良く運動したり、安全に気を付けて練習に取り組んだりすることの大切さも学びました。3年生に向けての土台作りは万全ですね。

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公開日:2021年02月04日 13:00:00
更新日:2021年02月05日 13:01:06