カテゴリ:K's Room
箱根大文字焼

 箱根の夏まつりを締めくくる強羅夏まつりの前夜祭は残念ながら台風10号の影響で中止となってしまいましたが、今日の大文字焼と納涼花火大会は予定どおり実施することができましたね。日中は風が強かったので心配していました。
 箱根明星ヶ岳の大文字焼は1921年(大正10年)から続く、盂蘭盆(うらぼん)の送り火です。乾燥した篠竹を直径30cmほどの束にして250束作り、それを「大」の字の輪郭に沿って1.5mほどの間隔で2重に並べていきます。「大」の字の1画目の横画「一」は、長さが108m、太さ7.5mにもなるそうです。大文字焼に誘っていただいた湯河原小の教頭先生も、真っ暗な急斜面で熱風を浴びながら「大」の字を作っているのでしょうか。そういえばALTも大文字焼の点火作業に挑戦してみるということを言っていましたが、今、どこかで熱さに耐えているのでしょうか。写真は森小の応接室に飾ってあるものです。森小には強羅にある島写真館さんの写真が何点もあるのですが、この写真もそうなのでしょうか…。
 残暑はまだまだ厳しいですが、それでもお盆を過ぎると少しずつ秋の足音が聞こえてくるのです。(8/16)

大文字焼.jpg

公開日:2019年08月16日 19:00:00
更新日:2019年08月16日 20:12:13